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語尾がバラバラ

治験に行きました

大学も夏休みに差し掛かり、まとまった不労所得が欲しい〜!!、ということで、今回この夏、念願の治験に参加してみた。

本当は昨年参加する予定だったのだが、都合がつかずやっとのことで今年申し込むことができた。

今回の治験は、市販薬のジェネリック薬品の治験である(新薬のためどのような薬かは一応秘密ということになっており、ここに詳しく書くことはできない)。安全性を考慮して、薬局に置いてある処方箋無しで購入できるような薬品の治験にしてみた。日程は、「4泊5日+通院1日」を7月と8月の後半に1回ずつというもの。報酬は16万6千円である(無職の僕には高すぎる!)。

結論から言うと健康診断の結果が好ましくなく、「待機者」になってしまい(「待機者」の説明は後のデメリットにおける健康診断に関する項目でします)、全日程に参加することができなかったのである(ナンジャそりゃ〜ッ!)。だがしかし、治験についていろいろと知ることはできたので、「治験のメリット/デメリット」という形でここに書いていこうと思う。

 

まずはメリットから。


‪・謝礼金が高い

1番のメリットは何と言ってもこれだろう。一般的なバイトと比べると貰える額がとても高い。その上ゴロゴロしてるだけなので完全に不労所得。病院内に拘束されるので自由度は低くなるとはいえ、とても良い。


‪・交通費+αまで貰える‬

これも地味に凄い。治験は大抵参加前に合否を決めるための健康診断を行うのだが、その時もちゃんと交通費+昼飯代くらいは貰うことがでた。自分の場合1度目の健康診断で血中のビリルビンの値が良くなくて(酒の飲みすぎか?それともただ空腹だっただけ…?)再検査に行ったんですけど、その時もちゃんと1度目と同じ額が支給された。

とはいえこれはあくまでも僕が行ったところでの話なので、もし治験に参加する場合はご確認下さい。

 

・タダで健康診断を受けることができる

健康診断の話の流れでもう一つメリットがある。それは、そもそもタダで健康診断を受けることができるということだ。普段健康診断を受けるためにはお金が必要となる。治験に参加できなくとも、健康診断を無料で受けられるだけでプラスではあるのだ。


‪・全日程を通して市販薬のジェネリック薬品を1錠、対照の市販薬を1錠飲むだけ‬(これは特に僕が参加した治験に限った話です)

実は今回の治験、実際に参加するまで、てっきり毎日のように投薬するものだと思っていたのだが、実際はなんと全日程を通して合計でたった2錠(今回の実験目的のジェネリック薬品1錠、対照の同成分と市販薬1錠)飲むだけであった。しかも普通に薬局に置いてあるような市販薬のジェネリック薬品なので極めて安全性は高い‬(健康な成人が1粒飲んだだけでは副作用なんてまず可能性がないようなもの)といえる。まあこれは今回の治験に限った話であるが、同様に薬をあまり飲まなくて良い治験はたくさんあるようなので、治験に参加するなら安全性などを考えてそういったものを選ぶと良いと思った。


‪・病院というより研究所なのでオフィスビルのテナントで入っていて凄く綺麗だった‬

治験は製薬会社が行う実験なので、一般の病院というよりは研究所みたいなところで行われることが多いようだ。病院内に数日の間拘束されると言われると、普段よくあるあまり綺麗ではない大きな病院をイメージする人も多いかもしれないが、僕が今回行ったところは天神の街中にあるガラス張りの綺麗なビルの8階にあり、とても綺麗で快適であった。


‪・三食付き‬

検査の関係で朝ごはんを食べることができない時もあるが、それ以外は基本ちゃんと三食出てくる。内容も普通のお弁当で、全然美味しかったです。


‪・本や漫画読み放題‬

病室を出た通路に大きな本棚があって、泊まっている間にはとても読みきれない量の本や漫画、雑誌などが置いてあった。暇は無限に潰せるようになっていた。

 

・DVD、ゲームまで借りられる

これもかなり驚いたことである。まあ漫画くらいなら置いてあるのは想像できるが、、看護師さんに言えばなんとDVDやゲームまで借りられる仕組みであった。しかも廊下の棚にはご親切に「おすすめDVD!」と書いてあり、DVDがいくつか置いてあった。そこの先生や看護師のおすすめとは、一体。


‪・Wi-Fiがある

病院内にはWi-Fiが通っていて、携帯やパソコンは使用可能であった。側で携帯やパソコンを使用してはいけないような精密な検査をすることもなかったので、基本一日中使うことができた。

 

デメリット

・副作用の可能性

薬を飲む訳なので、やはり副作用の可能性は否定できない。なので高い報酬に惑わされず治験に参加するなら出来るだけ安全性の高いものにしましょう。安全性の高いものでも、報酬は十分に高いし。とはいえ日本では規制が厳しく、副作用が出るような治験はなかなかないという印象だ。

 

・病院内に拘束される

これが1番のデメリットだろう。基本的に病院から一歩も出ることができない。長期の治験の場合面会が可能なものもあるみたいだが、それも1日に1時間程度のようだ。携帯やパソコンも使える上に本やDVD、ゲームも借り放題だが、長期間1人で過ごすのがしんどい人は、できれば友人などと一緒に参加した方が良い。

 

・間食を食べてはいけない

正確に実験を行わないといけないので、基本的に間食は禁止だ。飲み物や食べ物は持ち込むことができない。僕の行ったところはフリスク程度もNGだった。飲み物は置いてある水または麦茶なら自由に飲むことがでる(つまり、酒が飲めない!ナント!!)。普段間食する癖がある人はこれが結構辛いだろう。少なくとも、僕はめちゃくちゃ辛い。とはいえ間食しない生活を送らざるを得ないというのはとても健康的ではある。なのでこれは寧ろプラスと捉えることもできたりはする(ホントか?)。

 

・期間中のお酒、喫煙、グレープフルーツ、お薬NG

まあこれらは当たり前っちゃ当たり前だが、どの治験であっても入所期間中は基本的にこれらを摂取してはいけません。なので常用薬がある方はキツいかも(ポン中の人とかね。ウソです)。

 

・健康診断の審査が比較的厳しい

これは大抵の人はそれほど問題ないようだが、普段からお酒やタバコを結構する人(僕の周りはほぼ皆アウトやんけ!)や持病や病歴のあるは要注意だ。通常、治験は、参加前に健康診断(尿検査、血液検査、心電図、問診など)を行う。そしてその時点で健康なら参加可能、問題があるなら不合格となる。しかし、ここで参加可能と言われてもまだ油断はできない。健康診断の結果に基づいて順位が付けられ、その順位にしたがって参加者と待機者に別れるのだ(自分がそのどちらに当たるかは当日に発表された)。今回の治験では、参加者24人、待機者3人であった。参加者になると1回目の投薬の前までに体調が悪くならない限り合格である。つまり、治験に参加することができる。一方待機者は健康診断の結果が全体の下位になってしまった人で、投薬前に参加者の体調が優れなかった場合(投薬前に健康診断があり、それによって参加者が本当に治験に参加して良いかを確かめる)の交代要員だ。投薬は大抵2日目にあるので、もし交代がなければ最初の1泊で解散になってしまう。残念すぎる。1泊するだけなので報酬も2万円程しか貰えない(でも1泊寝てるだけで2万はスゲ〜!)。僕も今回血液検査の結果が微妙で「待機者」になってしまった。因みに、待機者になると、次回の治験には優先的に入ることができる「優先権」を貰えることも多いようである(僕のところは優先権はくなかったものの、また別日程の治験をたくさん紹介してくれた上に、「血液検査だけ」みたいな単発の医療系バイトの案件が入る度に電話してくれるとのことであった)。

 

その他、実際に参加してみて気付いたことなどについて書いていく。

まず、風呂とトイレについて。風呂は15分間のシャワーのみで、シャワー室が2つあり、あらかじめどの時間帯にシャワーを浴びるかをその日のうちに予約するというシステムであった。シャワー室はとても綺麗で、シャンプーやリンスは備え付けのものがあ完備されていた。シャワー室の目の前には洗面台が3つあり、ドライヤーや洗顔剤、歯磨き粉なども置いてあった。また、タオルも備え付けのものがあるので家から持って行く必要は全くなかった。

トイレは2つあり、共同だった。とても綺麗、ほぼリゾートホテルである。被験者20数人に対してトイレ2つなのでたまに混むものの、さほど問題でもなかった。

それと、服について。服は入院中は指定の服が配られ、それを着用する。それを知らなかった僕は部屋着を何着も持って行ってしまった。部屋着が必要なところもあるかもしれないので、事前に問い合わせてみると良い。

 

という感じで、治験について知ったことをつらつらと書いてみました。あくまでこれらは全て今回僕が体験したところでの話なので、そうでないことも多々あると思いますが、もしこれを読んだ人が治験に参加する場合、参考程度にはなるかなと思います。

 

おしまい

 

愛する魔法の箱

エフェクターは夢が詰まった魔法の箱である。

音作りの基本はあくまでもアンプとギターであり、エフェクターは足りない部分を味付けのように必要な分だけ繋げるものではあるもののそれでもやっぱり一番面白いのはエフェクター、これは本当にギターの醍醐味である。

特に僕は「え、誰が使うの?」みたいな不器用なエフェクターやクセのあるエフェクターほど欲しくなってしまう部分がある。エフェクターはやはり飛び道具的に使うのが一番楽しい。

 

そして今回は僕が今使っているエフェクターを紹介していきたい。

 

今のボードはこれ。

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これまでいろいろなエフェクターを使ってきたが、結局ほぼほぼ定番な機材に落ち着いた。

ツマミは箱によって臨機応変にいじるけど大体こんな感じ。

アンプはorangeか、JC120をよく使います(ホントはハイワットが欲しい!)。

 

それでは、ギターに近い方から順に説明していく。

 

1.poly tune noir(チューナー)

正確で表示も見やすく、小さいくてボードに組み込みやすいので採用。定番である。

 

2.crybaby(ワウ)

ジムダンロップ製の現行品で、無改造だ。別にトゥルーバイパス化とかしなくても良いかな〜なんて思っています。ただコンデンサの違いによる音質変化には興味があるので、もう一台買ってミーハーだがトロピカルフィッシュあたりに載せ替えてみようかなどと考えているところだ。余裕があればJEN製の各機種も試したいところ(もっとも、同じシリーズでもインダクタが異なっていること等が原因でかなり個体差はありますが…)。

 

3.RAT 2(歪み)

クランチからファズっぽい歪みまで幅広い音作りができるので重宝している。最近はギターをフロントかつトーンを絞り気味にした状態にしておいてクランチかつフィルターで結構高域削ってわざとらしいくらいにディレイをかけるのがマイブームである(柔らかい音なのに抜けが良くて弾いてて気持ち良いです)。USA製の筐体も所有しているが、個人的には現行品の中国製のものの方が何故か使いやすく感じていてボードに組み込んでいる。ヴィンテージのものもいつか試してみたいと思う。

 

4.BIG MUFF(歪み)

第3期のEH3034基盤でディスクリート回路のものである。無改造。トーンバイパススイッチは押さずに、ゲインをかなり上げて使っている。レベルは上げ気味。あまりドンシャリしすぎるとバンドサウンドでは埋もれてしまうので、ジャリジャリした音かつ埋もれないようなギリギリを攻めています。ヴィンテージのマフはどうしても個体差があり使いものにならないものも多い印象ですが、これはよく暴れてくれる優秀な個体だと思う。

 

5.Ola(コーラス/ビブラート)

コーラスはかなり音が太くなる印象だ。デジタル回路だがアナログに近い音質である。

ビブラートはマフと組み合わせるとかなり凶悪な音になってとても楽しい。

勿論ギターを弾く上でコーラスを使うシーンは多いが、最近は飛び道具的にビブラートを使うことにハマっている。

 

6.BF-3(フランジャー)

フランジャーは薄くかけてコーラスのように使われることがよくあるが、自分は強くかけて飛び道具的に使うことが多い。コーラス的に使う場合アナログ回路のものの方が温かみがあって良いのかもしれないが、このBF-3には"ULTRA MODE"なるモードがあり、歪みと組み合わせるとド派手なジェットサウンドを作ることができるので採用。ただ踏むとレベルが上がるのが悩みどころ。

 

7.SPARK BOOSTER mini(クリーンブースター)

原音をほぼ損なわず、サイズ的にボードにも組み込みやすい優秀なブースターだ。

原音より少しクリアな音になる印象である。

良く使われるEPブースターとの比較動画↓

https://m.youtube.com/watch?v=bzb6ILIC6J8

 

8.SUPA-PUSS(アナログディレイ)

とてもアナログっぽ〜い音。

タップテンポ機能があることと派手に発振すること、アナログ回路特有の温かみがあること、音作りの幅が広いことの4つの条件はディレイを選ぶ上で最低限欲しかったのでこれを使っている。

それと、音作りとは関係ないが、見た目が凄く好みである。ボードに入れているとテンションが上がるのだ(これ、大切!)。

因みにTIMELINEは良いぞといろんな人から言われますが、お金もボードのスペースも余裕がないので保留(笑)。

 

みたいな感じだ。

曲によってコンプを追加したりRATを他の歪みに変えたり(たとえば、VOXのブルドッグディストーションをよく使っています)もしている(ブルドッグディストーション野村義男さんから影響されて使い始めたのだが、これがまた物凄く良くできており、またいつか紹介できたらなと考えている)。

 

現段階での足元はこんな感じですが、これからもエフェクター探しの旅は続くことでしょう……。

 

(追記)

パワーサプライはNoah's arkのやつ。ノイズ乗らないし、繋ぐところいっぱいあるし、アダプタも挿せるしで使いやすい。重いのがしんどいけど…。