きまぐれロジック

医学生。音楽、日常等 Twitter:@bigbigmuff

受験の話。失敗とか、努力とか。

‪今まで殆どの人に話したことのなかった受験の話を今更少しだけします。‬


‪自分語りなので不快な方はここでそっと閉じて下さい。‬


‪因みにこれから書くことは自虐風自慢でもなんでもありません。‬

 

一方で、今となってはもう昔のことなので、全く気にもしていないことです。

 

悲劇のヒロイン気取りでもないですし、「自分の人生、超辛いんだ!」自慢でもありません。

 

昔のこと、昔思ったこと、今思うことを、なんとなく書いているだけの文章です。

 


‪僕が通っていた高校は、灘や筑駒のような進学校ではないですが、毎年東大に20人弱、国立医学部に50人くらいは受かる程度のところで、僕はその中であらゆる模試でほぼ常に学年一桁の順位でした。‬


‪けれども結局大学受験は悉く失敗し、比較的得意だったセンター試験すら9割程度しか取れず、一年浪人して地方の医学部に進学しました。‬


‪一方で、僕より順位の低かった人たちは何人も旧帝大の医学部や東大に合格していきました。

 

当時の僕は、正直、実力不足などとは言い切ることができず、何がダメだったのかなあ、とか、運が悪かったなあ、みたいに思っていました。

 

そして、どうしても、人は自分より苦労せずに結果を出してるように見えて、ことあるごとに悲しくなっていました。

 

しかし、実際はそうではなかったのです。

 

高校の頃に自分より一見成績が良くなかった人たちが受かったのは、順位などというその場その場のひとつの指標にしかならないただの数字に捉われず、目的意識を持って適切な努力を行った当然の結果だと思います。

 

一方で僕は、やっぱり何かしらまずいところがいろいろあったのかなとか思います。

 

そして、他の人と比較することなく、ひたすら内省と自己分析を繰り返すことこそ、本当にやるべきことなんだなと思ったりしています。

 

 

だけどこれは、自分がやってきたことを全て否定しているというわけでは決してありません。

 

当時の自分を完全な実力不足だったとも思わないし、ただ、「今考えると確かにやり方が良くなかった」というふうに思っています。

 

そして当時の努力から得られたものもたくさんあると思っています。

 

なので「結果が出ないのは完全な実力不足」とも思わないし、「結果の出ない努力は全て無駄」とも思いません。

 

そしてこれは、別に失敗の正当化でもありません。

 

結果論的な考え方なので、そういった批判もあるかもしれませんが、確かにそう思うのです。

 

ただ、これは今だからこう思えるのであって、当時の自分は、うまくいかないの意味わかんないなあ、としか思えなかったし、実際、努力が全然分からなくなってしまって、大学2年生の頃に留年までしています。

 

 

まあ結局何が言いたいかというと、人は、自分なりに頑張ったと思っても、本当はやり方が良くなかったりして、失敗することもあるし、ただ、結果が悪かったとしても、それまでの過程を全否定するのは良くない、確かにその過程は自分にとって価値のあるものである、ということです。

 

これはありきたりで当たり前なことだけど、皆意外とできていないことのように思います。

 

受験程度の失敗でここまでいろいろと語るのは、世の中のもっと大きな失敗体験のある人に失礼だと思われるかもしれませんが、少なくとも自分の中ではひとつの大きな失敗ではあったかなと思うのです。

 

まだまだここに書いていない受験の話もたくさんありますが、今日はほんの少しだけ、殆ど人に言ったことのなかった受験の話をしました。

 

今年も、アーバンチルの季節がやって参りました

夏ですね。

この時期になると、コンビニで適当に買ったお酒片手に、外で話しながらだらだら飲む、所謂アーバンチルってやつをやりたくなってしまいます。

これ、安酒だからこそエモいんですよね。

きのこ帝国の、"コンビニエンスストアで350mlの缶ビール買って、きみと夜の散歩〜"を思い出します。

 

でも今年は、熊本の実家に暫く帰省するのでなかなかできない…。

 

なので来年の夏こそ路上飲みしたいなと思います。

皆さん是非誘ってくださいね。

福岡のカフェ SUP STAND FUKUOKAに行ってきた

今日は福岡の薬院というところにあるオシャレなカフェ SUP STAND FUKUOKAに行ってきました。

元々今日はTwitterで前から繋がっていたもののまだ会ったことのなかったお友達と会う日でして、ちょうどその友達の友達がやっているカフェがあり、とても雰囲気が良くそこに集まる人たちも面白い人ばかりだということで、行くことにしたという経緯です。

薬院駅のすぐ側にあるカフェで、実際とても良い雰囲気でした。

文章で伝えるより写真の方が伝わると思うので、どうぞ。↓↓↓

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お店のロゴ。おしゃれ〜。

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人気メニューのスモモのジュース。

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店内の雰囲気。店内には常に写真や絵などの展示がされていて、定期的に展示が入れ替わるそうで、今日はモノトーンな写真を撮影されている写真家さん(名前、聞き忘れてました…汗)の展示があっていました。

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ご飯も食べることができます。お腹が空いていたのでハヤシライス食べました。限定10食のキーマカレーが人気のようです。

 

そしてカフェに長々と居座って話したあと(本当にご迷惑おかけしました(笑))、店長さんも一緒に、みんなで飲みに行きました。ぶっちゃけ情報商材ってどう思う?これからの日本って?BIは理想論だが実際必要になる?などめちゃめちゃ語り合った(笑)。

 

とってもおススメなので、福岡や九州の方や、福岡に来る予定のある方など、ぜひ一度行ってみて下さい!

SUP STAND FUKUOKA インスタグラム:https://www.instagram.com/sup_stand_fukuoka

治験体験記

大学も夏休みに差し掛かり、まとまった不労所得が欲しい〜!!、ということで、今回、念願の治験に参加してみました。本当は昨年参加しようとしたんですけど、予定が合わなかったんですよね(泣)。

今回の治験は、市販薬のジェネリック薬品の治験です(新薬のためどのような薬かは秘密ということになっており、ここに書くことはできません)。安全性を考慮して、薬局に置いてある処方箋無しで購入できるような薬品の治験にしました。日程は、「4泊5日+通院1日」を7月と8月の後半に1回ずつというもの。報酬は16万6千円です。

結論から言うと健康診断の結果が良くなくて「待機者」になってしまい(「待機者」の説明は後のデメリットにおける健康診断に関する項目で致します)、全日程には参加できなかったのですが、治験についていろいろと知ることができたので「治験のメリット/デメリット」という形でここに書いていこうと思います。

 

まずはメリットから。


‪・謝礼金が高い

1番のメリットは何と言ってもこれでしょう。一般的なバイトと比べると貰える額がとても高いです。その上ゴロゴロしてるだけなので完全に不労所得。病院内に拘束されるので自由度は低くなるとはいえ、とても良いですよね。


‪・交通費+αまで貰える‬

これも地味に凄い。治験は大抵参加前に合否を決めるための健康診断を行うのですが、その時もちゃんと交通費+昼飯代くらいは貰えました。自分の場合1度目の健康診断で血中のビリルビンの値が良くなくて(お酒飲みすぎ…?それともただ空腹だっただけ…?)再検査に行ったんですけど、その時もちゃんと1度目と同じ額がもらえました。

とはいえこれはあくまでも僕が行ったところでの話なので、もし治験に参加する場合はご確認下さい。

 

・タダで健康診断を受けることができる

健康診断の話の流れでもう一つメリットがあり、それはそもそもタダで健康診断を受けることができるということです。普段健康診断を受けるためにはお金が必要です。治験に参加できなくとも、健康診断を無料で受けられるだけでプラスのように思います。


‪・全日程を通して市販薬のジェネリック薬品を1錠、対照の市販薬を1錠飲むだけ‬(これは特に僕が参加した治験に限った話です)

これ、参加するまで、てっきり毎日のように投薬するものだと思ってたんですけど、実際はなんと全日程を通して合計でたった2錠(今回の実験目的のジェネリック薬品1錠、対照の同成分と市販薬1錠)飲むだけでした。しかも普通に薬局に置いてあるような市販薬のジェネリック薬品なので極めて安全性は高い‬(健康な成人が1粒飲んだだけでは副作用なんてまず可能性がないようなもの)といえました。まあこれは今回の治験に限った話ですけど、同様に薬をあまり飲まなくて良い治験はたくさんあるようなので、治験に参加するなら安全性などを考えてそういったものを選ぶと良いと思いました。


‪・病院というより研究所なのでオフィスビルのテナントで入っていて凄く綺麗だった‬

治験は製薬会社が行う実験なので、一般の病院というよりは研究所みたいなところで行われることが多いようです。病院内に数日の間拘束されると言われると普段よくあるあまり綺麗ではない大きな病院をイメージする方が多いかもしれないですが、僕が今回行ったところは天神の街中にあるガラス張りの綺麗なビルの8階にあり、とても綺麗で快適でした。


‪・三食付き‬

検査の関係で朝ごはんを食べることができない時もあるんですけど、それ以外は基本三食出ます。内容も普通のお弁当で、全然美味しかったです。


‪・本や漫画読み放題‬

病室を出た通路に大きな本棚があって、泊まっている間にはとても読みきれない量の本や漫画が置いてありました。雑誌もたくさんありました。

 

・DVD、ゲームまで借りられる

これもびっくり。まあ漫画くらいなら置いてあるのは想像できると思いますが、看護師さんに言えばDVDやゲームまで借りられる仕組みでした。しかも廊下の棚にはご親切に「おすすめDVD!」と書いてありDVDがいくつか置いてありました(笑)。


‪・Wi-Fiがある

病院内にはWi-Fiが通っていて、携帯やパソコンは使用可能でした。側で携帯やパソコンを使用してはいけないような精密な検査をすることもなかったので基本一日中使えました。


‪・看護師さんが可愛い‬

これは完全に僕が今回行ったところがたまたまそうであっただけだと思うんですけど、看護師さんの顔面偏差値が驚く程突き抜けていました。

 

デメリット

・副作用の可能性

薬を飲む訳ですから、やはり副作用の可能性は否定できません。なので高い報酬に惑わされず治験に参加するなら出来るだけ安全性の高いものにしましょう。安全性の高いものでも、報酬は十分に高いですし。とはいえ日本では規制が厳しく、副作用が出るような治験はなかなかないという印象です。

 

・病院内に拘束される

これが1番のデメリットかと思います。基本的に病院から一歩も出ることができません。長期の治験の場合面会が可能なものもあるみたいですが、それも1日に1時間程度のようです。携帯やパソコンも使える上に本やDVD、ゲームも借り放題ですが、1人でずっといるのはしんどいと思うので、できれば友達と一緒に参加した方が良いように思いました。

 

・間食を食べてはいけない

正確に実験を行わないといけないので、基本的に間食禁止です。飲み物や食べ物は持ち込むことができません。フリスク程度もNGです。飲み物は置いてある水または麦茶なら自由に飲むことができます。普段間食する癖がある人はこれが結構辛いかも。とはいえ間食しない生活を送らざるを得ないというのはとても健康的なのでこれって寧ろプラスと捉えることもできるんですけどね。

 

・期間中のお酒、喫煙、グレープフルーツ、お薬NG

まあこれらは当たり前っちゃ当たり前ですけど、どの治験であっても入所期間中は基本的にこれらを摂取してはいけません。なので常用薬がある方はキツいかも…。

 

・健康診断の審査が比較的厳しい

これ、普通の人はそれほど問題ないみたいですけど、普段からお酒やタバコを結構する人や持病や病歴のあるは要注意です。通常、治験は、参加前に健康診断(尿検査、血液検査、心電図、問診など)を行います。その時点で健康なら参加可能、問題があるなら不合格となります。しかし参加可能と言われてもまだ油断はできません。健康診断の結果に基づいて順位が付けられ、その順位にしたがって参加者と待機者に別れます(自分がそのどちらに当たるかは当日に発表されました)。今回の治験では、参加者24人、待機者3人でした。参加者になると1回目の投薬の前までに体調が悪くならない限り合格です。治験に参加することができます。一方待機者は健康診断の結果が全体の下位になってしまった人で、投薬前に参加者の体調が優れなかった場合(投薬前に健康診断があり、それによって参加者が本当に治験に参加して良いかを確かめます)の交代要員です。投薬は大抵2日目にあるので、もし交代がなければ最初の1泊で解散になります。1泊するだけなので報酬も2万円程しか貰えません。僕も今回血液検査の結果が微妙で「待機者」になってしまいました。因みに、待機者になると、次回の治験には優先的に入ることができる優先権を貰えることも多いようです(僕のところは優先権はくれませんでしたが、また別日程の治験をたくさん紹介してくれた上に、「血液検査だけ」みたいな単発の医療系バイトの案件が入る度に電話してくれるとのことでした)

 

その他、実際に参加してみて気付いたことなどについて書いていきます。

まず、風呂とトイレについて。風呂は15分間のシャワーのみで、シャワー室が2つあり、あらかじめどの時間帯にシャワーを浴びるかをその日のうちに予約するというシステムでした。シャワー室はとても綺麗で、シャンプーやリンスは備え付けのものがありました。シャワー室の目の前には洗面台が3つあり、ドライヤーや洗顔剤、歯磨き粉なども置いてありました。また、タオルも備え付けのものがあるので家から持って行く必要はありませんでした。

トイレは2つあり、共同でした。とても綺麗でした。被験者20数人に対してトイレ2つなのでたまに混みますが、それほど問題もありませんでした。

それと、服について。服は入院中は指定の服が配られ、それを着用します。それを知らなかった僕は部屋着を何着も持って行ってしまいました。部屋着が必要なところもあるかもしれないので、事前に問い合わせてみると良いと思います。

 

という感じで、治験について知ったことをつらつらと書いてみました。あくまでこれらは全て今回僕が体験したところでの話なので、そうでないことも多々あると思いますが、もしこれを読んだ人が治験に参加する場合、参考程度にはなるかなと思います。

 

神経分離について

最近、神経分離に対してそれなりに真面目に向き合うようになった。

ギター歴7年目にしてである。遅すぎる。

まあそんなツッコミは置いといて、具体的にどんなことを始めたのかというと、よくある指を固定しながら握ったり開いたりする方法である(あまりにも言語化が難しいため、どんな方法か知りたい人は今検索したらたまたま同じことをやっている動画を見つけたのでこちらをどうぞ。https://youtu.be/ehEqL_8ojXk)

この練習の利点は、移動時間など、ギターをどうしても持つことができない時であっても行えるということである。ギターの練習なのでギターを持った方が良いに決まっているとはいえ、そうはいかない時に時間を有意義に使えるのは強い。バカにできない練習法だなと思う。

で、実際にやり始めて感じたのが、思ってたより遥かに分離出来てたっぽい(笑)。

そもそもピアノ歴・ギター歴がそれなりにある上に、以前から小指と薬指を使った弦一本の速弾きを淡々とやるだとか、各指2本ずつについてトリルをやるだとか、そのくらいの神経分離練習は頻繁に行っていたので、そりゃそうか。

ただ、バカテク系のギタリストを見るとやはり分離度のレベルが違いすぎる。当然だが彼らは毎日のように狙って分離練習を積み重ねてきたのである。

自分はそのような高度なテクニックを要する音楽をやることはないが、できないこととやらないことは当然異なるのであって、やらないとはいえできるようにはしておきたいなと思う。

というわけで、当分の目標はそのレベルでの神経分離である。(勿論ギターも触りますよ、ただ空き時間を有効活用に使います、という話です…)

 

 

"エロの博物館"に行ってみた

僕はここ数年ほぼ毎年、関東に住む何人かの友人の元へ数日の間遊びに行っている。

これは一昨年前の8月、例年のように友人に会いに関東に行った時の話である。

ちょうど予定が合った期間がお盆シーズンであり、交通費が高かったので、前から興味のあった青春18切符で片道2日かけて行くことにした。

そこで、関東に行くまでに様々な駅を通過したのだが、折角なら寄り道したいな、なんて思いながらも、約束の時間もあったので、結局あまり寄り道することなく東京に到着。

その後関東で数日過ごしたんだけど、折角だし少し遠出して面白いことしたいな、と思っていると、

(そういえば関東から静岡って近いな。静岡って知る人ぞ知るあの「「秘宝館」」あるじゃん。えっ、行きたくない??秘宝館ってもう九州にはないし。………そうだ、熱海へ行こう。)

などという考えがふと舞い降りた。我ながら名案である。

そこで静岡に住む友人にすぐに連絡をし、予定が合ったので急遽静岡に行くことに。

 

そもそも秘宝館って何?って人への説明が遅れてしまったが、秘宝館とは、その昔、温泉街における娯楽施設として日本各地に存在した、「エロの博物館」である。

エロの博物館って何だよ、と思う人も多いことだろうが、その名の通り、本当にエロスにまつわる様々な展示物が収蔵されている施設だ。

Wikipediaによると、真偽はさておき、日本で初めて秘宝館がオープンしたのは1969年の「男女神社秘宝館」(徳島県)だそうだ。その後温泉街を中心に日本各地に日本各地に作られ、団体旅行全盛期であった70年代後半〜80年代において最盛期を迎えたという。そして90年代頃になると、次第に団体旅行が減少したと同時に性的表現をタブー視する社会的風潮よって淘汰されていき、現在では群馬県の珍宝館や熱海の熱海秘宝館など、いくつかの秘宝館を除き多くの秘宝館が廃館となっている。

 

というわけで、(電車で通過したのを除くと)静岡に行くこと自体初めてなのに、その記念すべき初静岡ツアーの行き先が、その""熱海秘宝館""である。

因みに、熱海といえば、温泉街が有名な海沿いの観光地だ。先程から秘宝館の話しかしていないので、熱海のことをあまり知らない人(まああんまりそんな人はいないだろうけれど)からすると、いやどんな街だよ、という印象を抱くかもしれないが、寧ろどちらかというと沖縄みたいな、リゾートっぽいイメージの街である。

 

とまあ前置きが長くなってしまったが、ここからは実際に熱海に行った時の話に移る(因みに館内は撮影禁止であったため、僕の記憶を辿って文章のみで説明していく)。

 

熱海駅に着いて友人と合流すると、早速秘宝館へ行くことに。

駅を出て少しあると、ちょうどワイキキのビーチのように、相模湾を囲む形で街全体が下り坂の斜面になっていた。

この時は夏であったため、観光客で溢れていたが、それらの観光客のようには温泉やビーチに目もくれず、ひたすら秘宝館を目指して直進である。

 

そして歩き始めてそれほど経たぬうちに、我々2人は熱海のリゾート的な雰囲気にそぐわぬ違和感満載の建物に出くわした。

それは小高い丘の上にあり、そこには""秘宝館""の文字が。

その後さらに歩き進んでいくと、その建物に向かって地上からロープウェイが伸びていた。どうやら秘宝館へはこのロープウェイに乗って行くみたいだ。

そしてロープウェイの乗り場へ到着。

ロープウェイの往復乗車券と秘宝館の入場券がセットになったものを購入し、ロープウェイに乗って秘宝館へ向かった(部屋を探すと当時の切符が出てきたので、載せておこう)。

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そしていよいよ待ちに待った秘宝館とのご対面である。我々2人の間に緊張感が漂う。

意を決して中に入ると、目の前に広がるのはまさに「エロの博物館」と呼ぶべき異世界であった。

例えば、マリリンモンローのような人形。近くにハンドルがあり、回すように書いてある。そこで恐る恐る回してみると、事件勃発。人形のスカートがめくれたではないか。なにこれ。

また、目の前で我々に向かって股を広げる裸体の人形。水族館のようにガラス張りの中に入っており、なにやらその横のボタンを押してくださいと書いてある。押してみると、またもや事件勃発。人形の股の間から水が勢いよく上方向に飛び出した。なんだこれ。

そして、巨大な男性器の像。よく安産祈願や縁結びなどの願いをかけて神社に奉られているようなものと同じようなアレである。これに至ってはなんの仕掛けもない。ただ、像が置いてある、というだけである。

更に、後半には壁にテレビ画面が埋め込まれており、そこで浦島太郎のパロディAVが放映されていた。内容としては、亀を助けた浦島太郎への恩返しとして亀が浦島太郎を竜宮城へと連れて行き、そこで竜宮城の美女たちと……ということである。ここで皆さんももうお察しのことかと思うが、そう、亀と亀をかけているのである。男性器に対するモザイクが全て亀の画像であった。因みにこのビデオを見る際には座席などはなく、壁にかかったテレビ画面を皆で囲って立ち見するという実に恥ずかしきシステムであった。そこで立ち見をしようとすると、なんと、周りはカップルだらけではないか!この人々は、カップルで熱海に来たというのに、こんな昼間に秘宝館に行くという選択をしたというのか。やばすぎるカップルである。そしてその中でカップル達と一緒にアダルトビデオを観るのは流石に恥ずかしすぎる。しかしやはり見たいので、我々は勇気を振り絞り最後まで閲覧することに。カップルに囲まれて男女計10人ほどでパロディAVを見たことがある人間、この世にごく少数しか存在しないであろう。

また、途中にはお土産ブースがあり、成人向けのおもちゃなどが販売されていた(そこで男性器をかたどった饅頭を購入したのだが、その後友人の家に忘れてしまい、友人が食べることになってしまった話も、合わせて述べておこう)。

 

とまあ実にくだらない展示物のオンパレードである。性的な展示物というものの、性的に刺激的なものが置いてあるわけではなく、かといって性の歴史にまつわる資料が展示されているわけでもない。本当に、ただただくだらない展示物が陳列されている、というだけである。

初めは、まあどうせ田舎の遊園地のお化け屋敷みたいにくだらない展示物がいくつかあるだけで、すぐ出口に辿り着くんだろうな、と思いながら建物の中に入ったのだが、

………広い。

結局、全ての展示物を回り終えるまで1時間以上を要した。

 

因みに熱海秘宝館には入り口の横には大きなベランダのようなスペースがあり、熱海の街を一望できる。とても綺麗なオーシャンビューなのでオススメだ(よく見る熱海の街の風景の写真は、この秘宝館から撮られていた…?)。

 

とまあこんな感じで我々の秘宝館旅行は幕を閉じた。確かにばかばかしい展示物ばかりだったが、非常に濃い人生経験を得たと思う。これだからB級スポット巡りはやめられない。

その後海鮮丼を食べたり海に行くなどして、温泉には入らなかったものの熱海を満喫することができた。

これを読んだ皆さんも、ぜひ一度秘宝館へと足を運んでみてはどうだろうか。